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 大型作出のポイント from “店主のボヤキ”

ボヤキからの抜粋の都合上、#2から新しい日付が上の方にきます。
ボヤキから該当箇所を抜き出すのは大変で、さらに日付を#1のように入れ替えると・・・(-。-;)

11/24(日) 02:28
皆さん同じような動機で“大安”を購入されてるんですよ。その要点をまとめてお話しますと次のようになります。“今までいろんなものをやってみたけれどいいものはなかなかできない。自分の技術もさることながら、虫にも血統はあるからいいものが欲しい。結局自分で探したり作り出したりするのには限界があるので良い血統の物が欲しい”ということです。これは国産オオクワガタにも当てはまります。電話で質問をよくされるのですが、“やはり業者さんは仕方がありませんが、趣味で数を絞って飼育を楽しむのであれば、いいものをしっかりとやればより満足できると思います”、とお答えさせていただいております。予算・スペースなど一般の愛好家の方には様々な制約が付いて回りますので大変苦労されている方も大勢いらっしゃるでしょうが、本当にいいものを1つでも持てれば多分考え方も多少変わると思います。


11/20(水) 00:52
昨日はあれから蟲ップリの木下さんに連絡が取れて数ヶ月ぶりに話をしました。といっても、昨日もチラッと書いたように甘粛省ホーペとか他の産地のもので血統のよさそうなものを譲ってもらおうと思ってましたのでその話です。なかなかいいものを数多く持っている業者さんは少ないですからね・・・取引をして私が虫を売るのではなくて購入する業者さんはかなり限られてきます。問題は値段の安さではなくて“質”です。ここでケチるとダメなんですよ。安いものにいいものはほとんどないです。ハズレを引く確率は高い虫に比べて20倍くらいはあります。ワイルドを購入されている方には気分を悪くされるでしょうが真実です。ですから例えば業者卸で1ペア\5000から\15000くらいのものは絶対に私は買わないです。青海省ホーペなどは1ペア\40000から\120000、福建省・白沙は68mmで業者価格が\50000位のものを購入してるんです。それでも良い形のものが出てくれば元は十分に取れるんです。逆に1ペア\6000くらいのワイルドを10ペア買ったとしても、ついてくるメスのサイズが35.6ミリではまず当たりの血統は確率的に1/50くらいですのでまずはそのまま売れればいいですけどブリードして売れるようなものは少ないでしょうね。実際に私の輸入しましたチベットホーペにはあたりがほとんど出ていないんです。昨年150ペア輸入して大当たりは1ペアだけですね。現在までに判明しているのは・・・貴州省は?これもほとんど出ていないでしょう。業者の明かす真実ですよ。間違いなく虫にも血統なるものが存在します。これからブリードを始めようとしていらっしゃる方は、国産オオクワガタとホーペを購入される時には、十分に考えてご購入くださいね。


11/19(火) 17:18
この時期にブリードはできるんですか?ということを良く尋ねられるのですが、国産オオクワガタは難しいですがホーペは出来ます。ただし温度を27度くらいに上げてやらないと厳しいですから温度管理のできる方に限られます。園芸用の温室があればできると思いますが、蒸れないようにご注意ください。私共はブリードのプロですので一年中やってます。でも広東省のN血統のようにとれないものは何やってもダメですけど・・・


11/14(木) 01:58
何であんなに大きな幼虫ばかりいるんですか?とお尋ねになった方がいらっしゃったのですが、正直、血統と管理とえさの3つが揃ってますからあたりまえなんですよ!とお答えさせていただきました。どれかに問題があると揃ってきません。私にしても弟子のマニア氏にしてもブリードのプロですから、出てきてくれないと困りますよ!菌床と添加剤と良血統が売りのお店にいいものがないでは誰も見向きもしてくれなくなってしまいます。見ていただいて買って頂く皆さんに説得力のある“結果・途中経過”が示せて始めて信頼もしていただけるわけですから、ただ販売するだけでなくブリードに力が入るのも当然といえば当然のことです。“ここにあるもの・販売されているものはレベルが違う!”と皆さんに言っていただけるよう頑張ります。1月から3、4月にかけては、超大型が羽化してきますのでお楽しみにお待ちください。


11/10(日) 20:01
いかがでしたか?“師匠の部屋”とりあえずは3令幼虫の入替後の体重のみをご覧いただいたわけですが、大きいものばかり写してるんではありませんので誤解しないで下さい。あれくらいが平均です。(33gの青海省の幼虫はかなり大きいですけど)血統が良いとあのようにばらつきが少ないんです。四川省の3令はインブリードですので、親を育てたときほどのインパクトはなかったですね・・・80mmを超えた奴は3令のピークで32gはありました。他にも28gもいましたし・・・やはりアウトラインの方が伸ばせますね!ご覧いただいた青海省もすごいでしょ!あれの♀親は42mmで、蟲ップリの木下さんより購入したものの子供です。他にも28g、26g(今回の目玉商品に出てます!間違いなく当たりの血筋だと思いますよ。)25g・・・と小さい幼虫はいません。いい感じで大きくなってますね。他にも福建省(ケンチョウ)の3令オスもありましたが、まあまあでした。あの幼虫達は入れ替えるまではスーパーモンスタ−を配合した手詰めの1.5ポリボトルに入ってたんですが、最後に入れるボトルには栄養はいりませんのでミネラル粉末を入れた3令用の仕上げボトルに投入しました。おそらく80mmアップは何匹かは今年も出てきますね。私のほうで3、4匹、マニア氏のところでもそれくらいは出そうな勢いです。あのように皆さんに見ていただければ、私が中・上級者講座で触れていることの実証にもなりますし、文章で読むのと目で見て確かめるのでは大きく異なりますので現実味が増すでしょう・・・


11/8(金) 00:45
さらに昨日はわざわざ愛知県よりH氏が来訪されました。この方は国産の良血統のオオクワガタを飼育していらっしゃるマニアのなかでは知らない人がいないと言ってもいいくらい有名な“超阿古”の作出者でいらっしゃいます。やはり“最後の関門”(これが何のことかわからない方は中・上級者講座”をご覧下さい。m(__)m)での苦労があるそうです。やはり難しいんです・・・国産オオクワガタは。私も前からボヤキで書いてますように、難しさではホーペより数段上です。形ではホーペに分があるようですが、国産もいい個体は滅多にいない分、最高レベルのものを見たときは感動しますね!私の知り合いでこの“超阿古谷”の76ミリのB血統とE血統を飼育してる方が近くにいるんですけど、すごいです・・値段のほうも\180000とすごかったようですが。この個体はルカヌスワールドでも紹介されていますのでお持ちの方はご覧いただけますよ!私も是非この間から入替をして期待が大きい“あご丸”君たちのF2個体であれくらいのレベルのものを出してみたいです。今のところF2の7匹のオスの平均体重は、29.4gあるんです。いやがおうでも期待は高まります!!これが“血統”+“飼育環境・技術”+“えさ・配合”の三拍子が揃ったときの典型的な一例というものでしょう。あとは何とか無事に羽化してほしいです。(この血統は愛媛の藤田さんも所有してますので頑張ってください!とエールを送っときます)


11/4(月) 12:43
ボヤキをご覧いただいている方でご自身で輸入されている方は業者さんといえどもそんなにいらっしゃらないはずですので、どこの産地が大きい血統が多いのかは、大量に輸入している人に聞かないと分からないでしょうから参考程度にお話しておきます。私も昨年〜今年で450ペアは輸入しておりますのである程度は分かるつもりです。まず、なかなか大きくなる血統が少ない産地は“チベット・貴州省・海南島”ではないでしょうか?雲南省も少ないでしょうね。その逆は、広西荘、ここのものはひょろ長くなるものが多くて、80mmアップも結構でてますがかっこいいものは皆無のようです。その次に広東省・福建省、そしてこれからですが四川省と青海省でしょう。他の産地もいろいろとありますが、個体差としてのばらつきのレベルの話になってしまいます。これに個人的な形の好みを考えてブリ−ドしてはいかがでしょう?湾曲タイプのものが多いと思われるのは青海省、直線タイプが多いのは広東省ですね!まとまった数を見て分かることはそんなところでしょうか・・・もちろん例外もありますので念のため・・・


11/3(日) 17:12
今夜は自分で使う、3令の♂用のボトル作りです。入れ替えるのは、福建省の80mm血統と青海省、四川省などの最後の入替に用いるタイプのものです。これには栄養剤はいっさい入れずミネラルをふんだんに入れてカチカチに詰めるんです。最低5ヶ月はもつように作るようにしています。それが終わったら今度は初令を入れる300ccのビンを30本作ります。こちらはスーパーモンスターとか麦芽とかコーンなどを入れ、割とゆるめに詰めて出来上がりです。
最近いろいろなお客様から夏に入れた幼虫が今までになく大きくなったと言う知らせを聞いていますが、皆さんも工夫してるんですね・・・コツさえ掴めれば、きっと今までにない成果もえられるでしょう。温度管理とえさ作りをしっかり行って更なるレベルアップをおはかり下さい。恐らくホーペとかグランディスなどはまだまだ大きくなると思います!!是非みなさまもがんばってください。また夜中?に・・・


10/28(月) 03:10
こんばんは。やっとオーダー菌床ボトル作りが一段落です。今夜は、800ppを50本と1400ppを25本作っています。国産オオクワガタの最後の入替に使用するものですのでオスを入れる1400ppのほうはミネラルをふんだんに入れて、長持ちするようにテクニックを駆使して作るんです。最低でも四ヶ月、アンタエウスの超大型を狙うときなどは8ヶ月無交換で羽化させたこともあるんですよ。(むか〜しの当方の広告に出していた、ベトナムアンタエウスの82mmとかネパールアンタエウスの84mmなどがその方法で3年位前に生まれましたね)グラムののっている大型幼虫を最後に入れるボトルが最も重要ですので、様々な技術を中に入れて作るんです。以前のボヤキでお話しましたが、(中・上級者講座に残っているのでは?)いかに33gくらいより重い幼虫をうまく蛹化させるかが最大の難関です。三重のY氏の所有していらっしゃる国産オオクワガタは血統が素晴らしくよいものが目白押しです。当方のセールでも完売しました“伊賀上野・兵庫(赤松)・三重(大内山)・・・”などなど30gにのってくる血統がいっぱいいますので本当に気を使います。私のところにも“あご丸”とか“佐賀”の大型幼虫はいますが、やはりお使いいただいているユーザーの方に作出してもらうほうが説得力に勝りますので、ぜひとも当方の菌床+添加剤を御利用いただいている皆さんにはガンバッテほしいです!!


10/24(木) 01:33
このごろの傾向は“太い”、そして“大きくなる”を求めていらっしゃる方が多いようです。大安はほぼ安定して大きく、太い個体が生まれてきていますのでお買い求めになられた方は楽しみに羽化まで育ててくださいね!あと、岡崎のNさんからも連絡をいただきましたが、当方の“チベットホーペ”のオスが生まれてきたのですがどうもハズレのようでした。こればっかりはくじ引きですので、育ててみないと分からないですからいたしかたなしです。私のところでも10血統はいるのですが、どれもこれもあんまりですね・・・他のお客様のところでも、ごくごく一部の方を除けば同じような結果ですので、産地の特徴と言っても過言ではないでしょう。“雲南・貴州・チベット・海南”ホーペの大型かつ良形個体は生まれにくいのは間違いなさそうです。逆にあたりが多いのは、これは間違いなく青海省ホーペでしょう。今のところチベットホーペで格好がよかったのは京都府のTさんが購入された、75mmの個体と東京の業者さんが購入された70mmの2匹だけです。青海省は格好の悪い個体と言うのは今のところ出てません。全て68mm以上ですし、これからさらに大きな個体が生まれてくるはずです。ホーペにこだわりをお持ちの皆さんは参考にして頂けるデータだと思います。


10/22(火) 23:38
今夜は私が初令幼虫を入れる“300ビン”のレシピを公開しましょう!まず当方のクヌギ微粒子100%のブロックを2個崩しまして、そこにスーパーモンスターを大さじ8杯、それにトレハロースを2杯入れます。そして柔らかめに詰めて終わりです。ブロック4個でちょうど50本くらいの300ビンが完成します。これに幼虫をいれて、3令初期で雌雄判別ができるころにちょうど入替となるんですね。ここでオスは“麦芽ボトル”に投入し、メスは普通のボトルに投入して、2ヶ月少々置いて交換、そこでオスの重さの平均値を求めて血統の良し悪しを判断しています。(詳しい内容は当方の“中・上級者講座”にありますのでよく分からない方はそちらをご覧下さい。)


10/20(日) 03:27
先ほどまでN営業部長が来てくれてまして、最近家で羽化したホーペの成虫の比べっこをしてたんです。やっぱり“大安”がふと〜いです。“フトシ”というのは怪童丸のニックネームで商標登録がついてますので、つけられませんが、大安の成虫達は、さしづめ“ふとしーず”ってところでどれも細い個体がいないんですね。私がインラインブリードが好きでないことは以前お話していますが、いい血統というのはアウトラインブリードでも十分にその血統のよさを引き継ぐことができるようで、“この大安”については、私とホーペマニア氏とN営業部長のところで15血統くらいは余裕でブリードしてるんですが、F2でほぼ太さは固定できています。どれくらいのレベルかといいますと72mmのオスであご幅の平均は5.3〜5.4mmになっています。この間生まれた76mm前後の個体は5.7mmくらいはありますので78mmくらいの成虫で6mmは確実に超えてくるでしょう。(昆虫フィールドに掲載された桑名の吉岡君に譲った個体は最短を計測して5.3mm、クワ若葉の計り方では、5.6くらいありました。)やはり血統って大切ですね!プロである以上どこに出しても恥ずかしくないものを作るようにします。


10/17(木) 00:20
日が変わりまして、再び飛び出てきました。今晩は昨日の夕方にお伝えした国産オオクワガタ・36グラムの幼虫用に急遽特殊なボトルを作ることになりました。話せる程度までにレシピを書きますので、ご参考までに・・・
まず当方のブナ中粒子100%のブロックを1つ崩します。そこに殺菌して乾燥させてある“こならの生オガコを25%きっちり計って入れて、ミネラル粉末を大さじで6杯入れて、最後にあるものをこさじに1杯入れます。これを私が中・上級者コーナーでお薦めしております、あのポリボトルにカチカチに詰めて出来上がりです。1本作るのに原価で\2500もかかる、超高価なボトルです。無事に羽化する確率は5%位から40%くらいにはあがるはずですのでぜひとも羽化させたいです。この秘密のミネラル粉末には、P・Mg・Fe・Ca、などなど含まれておりまして、これが効いてくれるんですが、今回は重いですね・・・私の作出しました佐賀県産・81.7mmは32.3gでしたのでまだ大丈夫でしたが、あご丸にしても赤松にしても結構ヘビーなので難しいでしょう。なんとしてもこれらの超巨大幼虫・全部で8匹のうち少なくとも半数以上は羽化させたいです。
あまり手の内は明かしたくはないのですが、真似しようとしてもできるものではないでしょう・・・まずは33g以上になる血統と飼育環境のほうが先にあることは言うまでもありません。ボヤキをご覧の皆様でそのような幼虫が出てきて不安になりましたら御相談ください。ええもん!作らしてもらいます!!それではこれから作業にかかります。また明日・・・

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