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 大型作出のポイント from “店主のボヤキ”

ボヤキから大型・良型作出のポイントを集めました。
“ワンポイント・飼育講座”に限らず、それっぽいものは全て取り上げたつもりです。

7/31(水) 02:17
いろいろな方から大型&良型の作出方法について質問を受けますが、言えることは血統が第1。2番目に管理方法と与えるえさです。ですから本当に良いものを手に入れる近道はそのような血統的背景を持つ虫(幼虫)を入手し、しっかりとした管理&環境で飼育することでしょう。ワイルドはどんなのが誕生するのかが分かりませんので初心者の方には私はお薦めしません。(青海省ホーペだけは例外でしたが・・・)

うちは主に“餌と飼育技術”をクワガタ飼育をしている皆さんに提供しているわけですが、まずは使っていろいろと試していただくことが1番です。温度管理が出来ればまず他社との違いが明確に表れるはず!“習うより慣れろ”と昔の人達も言ってますけど、“習って慣れろ(使いこなしてください)”ってところです。結果は私だけでなく、私の右腕のTさん、地元のIさん、奈良のAさん、茨城のYさんなどなどたくさんの方が証明してくださっていますので間違いはありません。(ホーペの80oアップは2つの業者さんにお譲りしております)まずは皆さんご自身でいろいろと菌床と添加剤を試してください。必ず普通に買うものよりは“いいもの”が作れますよ!


8/2(金) 01:34
皆さんからよく受ける質問で、“粗目のチップの方が、あごが太くなるのでは?”というのがあります。今までに何度かお知らせしてますが、うちでは常時5種類以上の菌床(ブロック)を在庫として持っています。中には(1つだけですが)他社さんのも含まれていますが、お客様の好みに応じてお使いいただけるように考えてのことで、決してあごの太い個体を狙って作っているわけではありません。大きさ・形を決めるのは血統と摂取する栄養素であって、粒子の粗さではないと思っています。(ちなみにクヌギの粗目のチップには菌が回りにくいので、作りにくく、使いにくいです)

雑誌とか三重県のH&Uさんのホームページで紹介して貰っている私の作出した、佐賀県産オオクワ・F2 81.7oとか四川省・江西省ホーペの80oオーバーは最後はブナの菌床で羽化させています。クヌギの方が大きくなるとは思いますが、不恰好な個体が生まれやすいですからクヌギを食べさせるのはホーペならば1本目だけで後はブナの菌床にいれます。
1番の問題は“33g以上になった幼虫をいかに蛹に持ってゆき無事羽化させるか?”にあります。ある程度経験をつんでいる方ならお分かりでしょうがグラムを乗せるのは簡単です。そこそこの血統的背景を持つ幼虫に水分含有率の高くて栄養価の高い餌を食べさせれば35.6gまではオオクワにしてもホーペにしても伸ばせます。巷でなかなか80oオーバーの個体が出てこないのは最後の関門を皆さんが突破できないでいるからです。

ここからは少々宣伝も入りますが、なぜうちのお客様のところで超大型が次々と生まれてくるのでしょう?
その秘密は添加剤にあります。こればっかりは他には真似が出来ないでしょう。他社からも添加剤は数多く販売されておりますが中身が違います。是非当方のスーパーモンスターとミネラル粉末をお使いください。結果は両手で足らないくらい出てきております。使い方に少々の工夫が必要ですが、うまく使いこなせば今までもう少しのところで80oに届かなかったブリーダーの皆さんは余裕でオーバー・ザ・ウォールでしょう。含有物は秘密ですが、結果は実証されてますので信じていただけるでしょう。まずは自分でいろいろなブロックを崩し、様々な添加剤を入れて飼育し、コツをつかんでいただければ分かることがいっぱいありますよ。
今は仕事ですから大変ですが、実験していたころはおもしろかったです。皆さんも菌床職人の世界へおいで下さい。!!お待ちしております。


9/1(日) 19:38
皆さんの興味は、私の日常生活を知ることではなくて、クワガタ飼育に関する有益な情報を求めて、あるいは、業者から得られる“業界の情報”などを求めて読んでくださっていることでしょう。私とか右腕さんの飼育技術を公開してもかまわないのですが、使っている材料が当方にしかないものもありますので、なかなか真似できない部分もあるでしょう。ただ言えるのは普通にブロックを崩して詰めるだけじゃダメ!ってことです。いろいろやってみることでしょう。面倒くさがらずにいろいろ試すことと、温度管理をしっかりすること、これが基本です。これが出来て、良い血統のものにあたれば、余裕で2ミリくらいは伸びます。使う菌床については、他社さんのものはよく分かりませんが、小売価格が\700くらいのものはもう一度添加剤をいれて作り直さないと、それだけでオオクワガタの超大型を作るのはほぼ不可能でしょう。高ければ良いという物ではありませんが、安くてよいものはなかなかないでしょう。いろいろと使い比べて試してみるとよく分かりますよ。当方以外の菌床で私が個人的にいいと思うのは“フォレスト”でしょうか・・・今となってはもう使うことはないでしょうが、昔はお気に入りでしたね。これ以上書くと超長いダイアリーになってしまいそうです。また余裕が出来たら書きます。


9/13(金) 18:53
当方の製品、例えば“麦芽ボトル、他の菌床の類”につきましては、当方のホームページより知り合いの三重のH&Uさんのホームページに飛んでいただいて、そこには掲示板もありますので、いろいろな方の飼育報告が出てまいります。最近では私の弟子にあたる“ホーペマニア”さんが飼育の途中経過を発表してますので、すでにお使いいただいている皆さんの結果をご覧いただくと参考になるでしょう。(私があれこれと言うより、お使いいただいているユーザーの意見が最も参考になります。)

まずは最低温度管理をしていただくことから始めてください。次に血筋の良い生体を所有すること、そして“えさ”という順番になります。私が説明していくのはこの“えさ”の部分ですが、前にも申し上げましたように、あくまでも当方の菌床を用いてでないと、この中〜上級者向けの菌床講座は開講できません(最低4種類のブロックと5種類の添加剤を使います。そしてこれらの添加剤の中には高価なものも含まれており、ご購入いただかないことには話しにならないんです。決して押し売りではありませんので誤解しないで欲しいんですが、これだけ沢山の超大型が生まれるのには当然その秘訣もあるわけで、実際に菌床研修は当方ではお一人様につき\50,000いただいて講習会を開催しております。ですから今までに講習を受けてくださっている皆さんや、材料などのことを考えるとそれくらいの金額になります。募集の段階で具体的なことはお知らせするつもりですが、安くはありませんのでその点をご理解いただきたいと思います。)

しかし、ある程度までなら、当方の添加剤と菌床を説明量を基準に使っていただくだけで十分効果は見込めますし、結果は4年前にすでに出ております。いろいろと試して自分でオリジナルを作って使うことから始められてはいかがでしょう?そこそこの実績と経験をお持ちの方は、添加剤を全てそろえて“量の増減+菌床の水分”を加減してやってみるとわかることがいろいろあります。私のポリシーは“論より証拠・理論より実践”です。何でも思いついたらやってみることから始まってスーパーモンスターが生まれ、今度は“ウルトラC”をつくるつもりです。時間のない方には難しいことでしょうが、とにかくただ詰め替えるだけじゃなくて、“作り変える”ことから始めてください。


9/15(日) 21:55
当方は菌床と添加剤と極上の材(特にカワラ材)を中心に販売しているんですが、結果として誕生してきている虫たちもかなりのレベルにあります。(だから値段はそんなに高くないはずです)ホームページを公開してからは、意外なことですが、高い虫しか売れてません。これには驚いてるんですが、皆さんは結構いいものをすでに持っていらっしゃるようです。私は質問をされると必ず、“安いものでも楽しめますが、とんびが鷹を産むことはなかなかありません。馬の世界でも“サラブレッド”というように、虫にも間違いなく遺伝はありますので、時間と労力とコストを考えれば、最初から“いい血統の物を所有するほうが結局は得するんですよ!と言うんです。これは営業面からの発言でなく事実なんです。ためしにワイルドを購入してくだされば分かりますが、うちの“大安”のような虫は100匹メスをブリードして1匹でてくればいいほうでしょう。サイズはある程度伸ばせてもあごの太さはサイズを伸ばすようには簡単になりません。


9/16(月) 23:42
今日の“ポイント”
初令〜2令で幼虫を投入する菌床はあまり固く詰めないようにしましょう!!
え〜?それだけ?・・・はい!それだけです。一度に書くと面白くないじゃないですか。続きはまた明日!!再見!!


9/17(火) 09:01
忘れそうになってた“飼育のポイント”ですが、決してそうではありません。今日のポイント“大きくするのは飼育条件(温度管理・えさ)と虫の血統である”これは以前からここでも何度も書いていますのでいわなくてもよかったような・・・1つだけ私の具体的な選別方法を書いておきますと、血統の良し悪しを判断する場合は自分なりの飼育パターンである時期にきたときに♂幼虫の重さを量り平均値を求めます。私の場合これが23g以上ないと良い血統としては認めません。(私の場合添加剤を使って飼育しますので、形もさることながら重さも持っていてくれないことにはダメなんです)この数字をクリアできたものはまあまあだと思っています。これに満たないものはどんなに形の良い血統でもはじいてしまいます。

まずは大きくなる要素を持った血統を探すんです。(最近では福建省・白砂と青海省・トンレンとかがそうでした。またそうでなかったものは昨年私が輸入した“貴州”と“四川省”の虫のほとんどがダメでした。)そのような選別をしていいものを探してゆきます。いいものにめぐり合えるとホーペの場合、オスの平均が75〜77oくらいに伸びるんですよ。最近では“広東省・九連山”とか“四川省・金佛山”血統、お客様のところでは兵庫にお住まいのO氏の四川省の血統で77o平均が出てます。またドルパラさんの福建省・丹陽のWF1 80oが生まれた血統も間違いなくこの数字はクリアしているでしょう。そのようにして多くの中から選別してゆくんです。大きくなる血統であれば形を左右する方法は無きにしもあらず・・・ですが、これは秘密で教えることは出来ません。皆さんもいろいろと工夫してください。


9/18(水) 04:15
さて、楽しみに待っててくれる人が少しはいてくれるであろう“飼育のポイント”講座です。今日のポイントは、“菌床はガラスビンに詰め替えるな!!”です。理由は言いません。幼虫を見たってしょうがないからではありませんよ!あたりまえですが・・・当然ガラスビン以外の容器で一般的なものとなると・・・いわなくてもお分かりでしょう?ちなみに私のこれまで作出してきた超大型個体は1匹たりとも菌糸ビンでは生まれてきてません!私のお気に入りは“フジコン”重ねる・・・という代物で特許をとっているスグレモノです。今日も“王牙”の♂とか“福建省・大安”の♂が誕生してますが、全てこの入れ物の中に入っています。この間の“ガオー”もそうでした。決して縁起を担いでいるのではなく、理論的根拠があってそうしています。ただし、温度管理(出来れば湿度管理も)は絶対条件です。このことは昨日も触れましたね。このポイントはすでに当方の菌床をお使いいただいているかなりの方たちにお話ししていまして、すでにたくさんの人たちが効果・結果を出してくれています。いい例は私の右腕さんでしょう。26.7gの幼虫はそれこそざらにいます。彼も湖南省ホーペの80oを作出してますし、この間は“大安”の30グラムアップの幼虫も作っています。中身だけでなく、入れ物にもこだわるんです。温度管理が出来るのであればやって下さい。結果は必ずついてきますよ!!


9/19(木) 03:09
真夜中の“ボヤキ”の時間がやってまいりました。今日は早速ですが中級者以上の皆さんにお届けする、“ワンポイント・飼育講座”です。“菌床は虫と虫の飼育ステージに合わせて使い分けよう!!”これは難しいかもしれません。なぜならベースとなるオガコの種類・粒子の細かさを分類して生産している業者さんが少ないんです。私共は8種類以上ありますから大丈夫です!(今は在庫がほとんどありませんけど・・・)

例えばヒラタなら水分の多い、添加剤のあまり入っていないものを。オオクワガタであれば添加剤が多めのクヌギベースのものを。と言うように、すでにある程度の経験を積んでいらっしゃる方であればお分かりいただけるでしょう。それに加えて幼虫の成長段階に合わせて中身を替えてゆくんです!!巷では疑問視する向きもありますが、私は全然気にせず飼育しております。(もちろん実績もあります)飼育技術の差が結果に出てくるオオクワガタとかホーペにこだわってやってるのもそのためです。

こんなことを言うといやみに聞こえてしまいますが、ひとりで80oオーバーのオオクワガタとホーペを数多く作っているほかの人がいるんでしょうか??世間は広いですからおそらく数名はいらっしゃるでしょう。(熊本の方とか、愛知のM氏とか、オオクワガタではいらっしゃいますね!)でも数は5人程度ではないかと思います。良い血統の物を飼育していても、そう簡単に超えられる数字ではありません。複数(5匹以上)作った人には必ず何らかの秘訣があります。(絶対に公表されないでしょうが・・・)私なりの秘訣の一部をこの間から皆さんにお知らせしてるんです!!さすがに全部というわけにはいきませんが、80%くらいはお知らせしてますよ。皆さんのできる範囲で真似してみてください。形のほうが大事だからサイズは伸びなくてもいい!とおっしゃる方も大きくて形がよいほうが絶対に気に入るはずです。ホーペも77.8oを超えると形が悪くなるでしょ・・・、と最近言われたりします。確かに否定できないものはあるんですが、80ミリを超えてもあごの湾曲がきつい個体も生まれてきてますよ。これも血統でしょう。“76.7oあたりより大きいサイズの形の良いとものを作ること”これが、私の飼育の目標です。ぜひ皆さんも真似できることろを真似していただき、最高レベルの個体を作出して下さい。


9/20(金) 05:41
今日のヒントは?というと、“自分なりの飼育パターンを確立すること!”です。飼育環境とか使うえさ、人それぞれですよね。ですから真似したくても出来ない部分も当然出てくるわけですから、最もマイナスとなる要素を消す努力をしてゆくことでしょう。ちょっとした努力で温度管理もある程度はできます。できる範囲でやってください。(血統の良し悪しの判別は以前私の書いた“23g平均:生後3、5月前後で決めていただいてまず大丈夫でしょう)
これまでにいくつかのヒントを書いてきました。全部読んで下さった方は、何故当方にオーダーボトルの注文が多いのか?の理由がわかっていただけたでしょう。ビンではなくてボトルでしょう?


9/20(金) 23:43
あ〜忘れそうだった!ワンポイント・飼育講座!今日のテーマ“幼虫の飼育容器は触るな!次の交換時期が来るまでは忘れなさい!”です。これは心当たりのある方も多いことでしょう。はやる気持ちを押さえつつ飼育しましょう!!“いらち”(関西弁でわかりにくいかな?)の人には難しいでしょう?でもいい方法があります。数を増やしてください!温室2つ分くらいの菌糸ボトルが並ぶくらい増やしてくだされば毎日見られなくなります・・・数にすると250を超えるくらいでしょうか?触りすぎはよくありませんよ!落ち着きましょう!“虫は無視!!”ってところです(^.^)それではまた。再見!


9/22(日) 02:50
今日の飼育のワンポイント。それは“仲間を作ろう!”です。ひとりでやってると分からないこともたくさん出てきます。そんなときに相談してアドバイスがもらえる人とお友達になりましょう。良い例を1つあげましょう。当方のホームページから“三重のふ”さんの掲示板に飛んでください。そこにはほぼ毎日常連の方が出入りしていらっしゃいまして、質問すれば、必ずその日にアドバイスがいろんな方からもらえると思います。情報交換も盛んですし、皆さん非常にマナーの良い“できた大人の方”ばかりです。お薦めします!!私もたま〜に“青海省運搬人”のH.Nで書き込みしてます。私のような業者だとどうしても営業の言葉になりがちなところがありますが、H&U氏の掲示板に登場する方たちは一般の愛好家の方々ですので、客観的な意見が述べられていると思います。まだ知らないと言う人は一度覗いてみて下さい。今日はこのへんで・・・実は眠いんです。


9/23(月) 17:52
昨日からお待たせしておりました飼育講座、今日のワンポイントは“データを取っておこう”です。データにもいろいろありますが、飼育温度・餌の交換の期日・使った餌の種類・幼虫の重さなどいろいろありますから全部データを残してゆくのは大変な作業ですが、あとから見直してみると参考になることが山ほど出てきます。データの蓄積ができて自分なりの飼育パターンが出来上がるのではないかと思います。それがよりよい実績へとつながってゆきます。私もスーパーモンスターを世に出すまでに2年くらい実験を繰り返しました。今は“ウルトラC”に取り組んでおりますが、様々なデータを取っているんですよ。また、私の飼育個体の数だけでは不十分ですので、全国各地の多数飼育していらっしゃる方々にご協力いただいております。そこで明らかな結果が出てこないと話になりませんので。皆さんも飼育数の少ないうちはやる気だけの問題でしょうから是非データをとって活用してください。


9/26(木) 00:25
さて今夜の“ワンポイント・飼育講座”は・・・“種類を楽しむ”のか“種を突き詰めるのか”決めて飼育しましょうです。
この講座はある程度の経験を積んだ“中級者レベル以上”の方を対象にしておりますので、種類を楽しんでいらっしゃる方はそれほど多くないでしょうが、種類が多いと最も困るのが“温度”です。 いい例が“アンタエウス”と“オオクワガタ”でしょう。 この二つを同時に極めようとする場合、かなりの設備が必要です。【エアコン+温室の2段構え】どっちつかずの結果になることが多いでしょう。 

ここでいうどっちつかずというのはオオクワで言えば、79mm以下、アンタエウスで言うと82mm以下くらいのサイズです。ある程度までのサイズであれば、まぐれで出てくることはありますが、コンスタントに出てくることは100%ありません。オオクワガタとかホーペなら80mm、タイワンオオクワなら81mm、グランディスであれば84mm、パラワンヒラタであれば105mm、スマトラであれば95mm。このレベルの個体をコンスタントに作ろうとする場合、私が最初から提唱してきているように、“飼育環境+えさ+その虫の血統” の3拍子が揃わないとまず作れません。 こだわりをもって飼育してらっしゃるマニアの方々でもなかなか破れないこの“壁”を超えるために何が必要なのでしょう? 今日までいろいろと書きましたが、まとめていただければその答えが見えてくると思います。

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