昨年の秋に漬け込みをしたシデとケヤキとカシの原木ですがそろそろ菌床ブロックを崩して交換する時期に来ました。 画像でわかるように外側がドロドロになっているものなどは早めに交換しないとカビがついてしまうので急いで崩して出したものが別の画像のような1年経過したものです。
二本きれいに完成しているものがシデの樹皮をきれいにむいて漬け込んだもので太さがそれほどでもなかったのでちょうど良い具合に完成していました。
ちょっと汚いものでたくさん積み上げてあるものはすべてケヤキとカシですがやはり硬い木ですから1年くらいでは全然ダメであと1年くらいは必要なようです。 こちらは一度きれいに水洗いをして余計なものを金属ブラシで除去してから天日乾燥した後にもう一度漬け込みをします。
当方で販売しているカワラ材、およびそれを使ったズボラセットの中に入っているカワラ材はこのようにして手間をかけて作っています。 原木の揃わないシデ材などはどうしても高価になるのが分かっていただけるでしょう。 クヌギやコナラではここまでのものは作れないのです。
じっくりと楽しみたい皆様は一度こちらにもTRYして見てください。 1,2本であればコンテナケースに漬け込んでブリードルームの片隅に積んでおけば1年ちょっとで出来上がるでしょう。 1シーズンで使う分くらいはこれで完成します。 また来春にシデの原木もお分けしますので関心のある方は是非どうぞ。