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 オオクワガタ OR ホーペ 80oUP作出者の声

超阿古AB×Eで80mmUP!
IKさん

みなさん、こんにちは。
この度、偶然にも?80mmUPが5頭誕生し恒例の手記を書かせていただくという名誉ある大役を仰せつかりました。
文章を書く機会が少なく乱文ですが最後までお付き合い下さい。

 今回、80mmUPが5頭誕生した血統は超阿古 AB×Eの2世代目(CBF2)になります。
この種♂は、体長79.6mm、顎幅5.9mm、頭幅28.6mm、♀は同腹50mmと、今となっては特別大きなペアではありませんでした。ここで私が特に注目した点は、種♂の幼虫体重に対する羽化サイズでした。幼虫時最大体重30g、その後暴れて最終交換時26gと、通常なら76mm位で羽化すると予想していましたが、実際は、それを上回る79mmで 羽化したことです。
もしかしたら、この特徴が次世代にも受け継がれるのではないか?結果的に、その特徴は次世代にも受け継がれていました。ここで、私が来期の種♂に残す2頭の飼育データを紹介してみます。

5/5:初齢にてKBM800投入→7/19:24g→ 11/8:28g→翌年3/20羽化:80.5mm

5/5:初齢にてKBM800投入→8/8:27g→10/31:25g(暴れ)→翌年5/20:82.7mm(やや不全)

どちらの個体も予想される羽化サイズを越えて羽化して来ていま す。そして驚くことに8♂羽化して5♂が80mmを越えて来ています。しかも同腹兄弟で。これは明らかに『血統』の影響だと私は思っています。

 さて、餌(菌糸)は1本目はKBM800、2本目はクヌギ微粒子1:ブナ中粒子1の手詰め(添加剤は1ブロックにつきスーパーモンスター大さじ2、ミネラルパウダー大さじ1)、3本目はTIPブロックをボトル底面に堅詰めし、その上にクヌギ微粒子1:ブナ中粒子1を超堅詰め(1ブロックにつきミネラルパウダー大さじ1)しています。
やはりポイントは、1本目のKBMの爆発力と3本目の6ヶ月以上保つ仕上げボトルでしょうか。特にTIPブロックを使用した仕上げボトルは効果絶大で、ボトル底に蛹室を作る幼虫は殆ど居ませんでした。

 『血統』、『餌(菌糸)』と来たら次は『温度管理』でしょうか。幸いにも我が家ではブリードルームを持つことが出来、通年、エアコン管理して温室も併用しています。目安としては1本目25℃、2本目23〜25℃、3本目18〜20℃で管理し徐々に27℃まで上げています(蛹化促進のつもり)。基本的には『暴れ』が発生しないように気を付けていますが、これが難しいです。おそらく『温度管理』は、ブリードを続けている限り試行錯誤していくことになりそうです。

 最後に、このような結果を出せたことは、店主 橘様や常連の皆様のアドヴァイスによる賜物だと思います。本当に有難うございます。あ、そうそう、日頃、私のクワ馬鹿を黙認(ある意味、放置かな)してくれている妻にも感謝、感謝です。