トップ > 師匠の部屋 #31
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 2010年 ジュニアオリンピック観戦記 

今年も運良くジュニアオリンピックに出場することが出来ました。  昨年も#28で紹介させていただきましたが今回はもう少し具体的に説明を加えてゆきます。

まず競技の前に選手登録・確認をするのですがこれは一般の方が行くことのない競技場の分かりにくいところにあります。 最初にそこへと出向いてプログラムやIDカードを受け取ります。  出場選手は選手しかもらえない記念Tシャツとプログラム、IDカードなどを渡され、付き添いのコーチや保護者は登録をしてIDカードをもらいます。  これをもっていれば基本的にいろいろな場所への出入りに制限がありません。   一般の保護者や観客は画像にあるゲートから入って競技を観戦します。


競技を行なう選手が競技の前に準備運動をするために専用のトラックが隣接されています。 競技場から歩いて3分くらいですが画像でお分かりいただけるように非常に立派な設備で飲み物(ポカリスエットなど)もフリードリンクです。  ここはすべての選手が使うのでたとえば、ですが2年前に来た時には早稲田大学の江里口選手も見かけましたし昨年は丹野選手、今年は高橋選手などもUPをしていました。


競技開始前30分くらいになると出場選手は召集所(コール)へと集まり最終登録を済ませ競技前の準備(ゼッケンとかスパイクなど)を行ないます。  ここはスタートゲートの真裏にありますが、ここへは出場選手だけしか入れません。    共に紹介する画像はスタンドの風景です。 今年は平日でしたのでまだまばらでしたが日曜日にはスタンド前はいっぱいになります。 


いよいよ競技開始!  まず場内のメインヴィジョンで選手紹介が行なわれます。 紹介が終った選手は黄色の文字に変わります。  それが終るとスタート前の選手が映し出されます。 そしていよいよ競技開始です。 画像をご覧いただくとお分かりのように大きな大会ですので9レーンまであります。 次女は9レーンスタートでしたが隣には昨年も同じ組で走った香川県の選手が出場していました。(後に紹介する昨年と今年の結果画像を見ると分かります。)  大体ですが3分の一くらいの選手は連続で出場してきていますね。  どこでも上位選手はそう変わらないようです。


 いよいよスタート!  昨年よりはコンディションもよかったのですがほぼ実力発揮できたようです。 相変わらずヘタクソな跳び方ですが走力でカバーしているのがよくわかります。 なんとか予選通過。


 予選が終るとその15秒後くらいから正式タイムが上位から順に発表されてゆきます。 確定すると白い文字が黄色に変わります。    横に昨年の結果を撮影した画像を置いて比較しますが1年で結構上達した!? と錯覚してしまいそうですね。  昨年が悪すぎた(昨年はベストよりも0,4秒悪い成績でした。)だけで今年に特別上達したわけではありません。  まだまだ欠点だらけです。


次は準決勝・・・ここまでこれただけでも今年の彼女のやってきたこと(あとで書きます)からすれば上出来です。  まず予選で出場者54名の選手が24名までに絞られます。  さらにここで8名にまで減るのですがさすがに決勝へ進もうとすると14秒5あたりは必要ですのでとにかくベストを尽くして自分が納得できればOKだよ! と送り出しました。  画像をご覧いただくと良くわかりますがここまで来ると全国的にも名前の知られた選手もいます。  まずみんなからだが大きいですね。 次女は167cmありますが彼女で平均くらいです。 背の低い選手はハードル競技では少々不利なのでしょう。 ひとりだけ緑色のウェアの選手が小柄ですが彼女は近畿でも有名な選手。 中1の時の近畿大会で一度100mを一緒に走っています。  また全国でもTOP10には入ってくる選手です。


終ってしまった準決勝。  顔つきからも残念そうな感じが伝わっています。 しばらくしてお隣福井県の選手とヴィジョンをみて成績を確認しています。 結果は15秒38で セミファイナル24名の中で18番目の成績でしたが十分な成績で実力は発揮できていた走りでした。


最後にご紹介するのは有名な選手・・・100m・200mを走る高橋選手とナチュリルの渡辺選手、さらにリレーの予選で撮影した立命館大学の選手です。  この選手は滋賀出身で長男の2つ先輩、先日の千葉国体でも100mで4位に入賞した選手です。   プロカメラマンも一緒に写っていますが皆さん装備がすごいですね。  (私もこれくらいの装備で写してきましたがここへUPするために加工しているので本来の大きさではありません。 またイメージゲイトウェイのほうにUPします。)



  あとがき・・・・


今年も出場できるとは!  これが率直な思いでした。
書くと長くなりますが、昨年は2年生になってすぐにハードルを専門種目に選び取り組んでシーズン中はまあまあ納得の行く経過・結果でシーズン最後に行なわれるジュニアオリンピックにも出場することが出来ましたが実のところはその頃学校は指導者不在で顧問も名前だけの放置状態でした。 2年生の時はごく普通の練習だけで特にハードル練習はしなかったので私が不安に思って長男が御世話になった高校まで教えてもらうために連れて行ったほどでした。  案の定、2年生の時はそれなりの結果に終りました。  
 3年生になるまでのシーズンオフの頃からこのままではまずい、と次女も薄々感じ取っていたようで家で行なうトレーニングを毎日やり始めて3年生になりました。  トレーニングの成果はすぐには現れることはなくおよそですが3,4ヶ月はかかりますので6月あたりを目途にしていたのですが5月末に行なわれた春の大会では2位と成績こそは表彰台でしたが2年生の夏よりもタイムが悪かったので元々の種目の100mに戻すことにしたのです。  体の硬い次女にはハードルが向いているとはとても思えなかったのが第1の理由ですが100mであれば技術的要素がハードルほどは必要とされないから、と言う理由もありました。   100mで全国大会とかJOを狙うには厳しいものがありますが教える人のいない種目【ハードル競技】を続けても伸びないだろうと親の私も思いました。
夏の大会はすべて100mに出場し2位の成績でしたが残念ながらタイム的に全国大会には出られませんでした。  100mは12秒7〜9のあたりでいつも走れますが上には上がどの世界でもいますからそれは仕方ないこと。  一生懸命に取り組んでの結果ですからそれでも十分の成績でした。   
 ジュニアオリンピックの中学3年生のカテゴリ−Aのハードルは通常の中学生の種目に入っていないユースハードル規格というものでハードル間が8mから8m50cmに変わり、より一般的な規格に近づきます。  ジュニアオリンピックの最終選考会が行なわれる8月末までは国体選手選考会に出場しないかぎりこの規格のハードル競技に出場する機会は誰にもなく、実は“一発勝負”で1番を取ればJOへと進める事は知っていたので次女には“最後に1回跳んでみれば!?” と薦めたくらいでした。   8月末までには100mの走力もUPしていましたし近畿大会が終ってからも基礎的なトレーニングは続けていたのでそれも良かったのでしょうが、まさかまさかの1位でベストも0,5秒縮めたので!!!???でした。
 実を言うと、上で書いた5月の春の大会が終ってから8月29日まではたったの一度もハードルを3台以上跳んでいないのです。 (前日に歩数が合うかどうかを3台置いてチェックしただけ。) まじめに取り組んでいたわけでなくたまたま跳んだら一番速かったんです。  これも実力? かもしれませんが一番びっくりしたのは親の私でした。