トップ > 師匠の部屋 #30
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 ☆ 趣味の写真撮影・応用編 

 趣味での写真撮影はクワガタ関係のいまの仕事よりも長い間続けていますがデジタルの時代に移行してからはいろいろと便利になり性能も向上したので単に記念に撮影するだけでなくほかの用途にも利用できるようになりました。  当方のホームページにはさまざまな画像が取り上げてありますが最初の頃からこういったものを紹介する目的も含めてコンパクトデジカメ(主に虫の撮影用)と一眼レフ(その他)を使い分けて撮影してきました。
ここ数年はそういった目的以外に長男・次女の競技を分析するために利用することも増えてきました。 ビデオ撮影する手段もあるのですが再生する時に超スローで再生できないと意味がないことも多くその機能をもつものは市販されてはいますが高価で面倒なことが多いので高速連写できるカメラを使って撮影したものを使うほうが分かりやすいからです。
すでに長男は大学に進学しまして陸上競技から引退していますので今回サンプルに使う画像は先日次女が参加し和歌山県で行なわれた第59回近畿中学校総合体育大会の100mの予選と準決勝の画像を使って話を進めましょう。

まずはこちらの画像ですがこちらは100m予選・スタート後の10m付近のものです。 このあたりを連続撮影する目的はスタートが速いかどうか、姿勢が良いかどうかなどを判断するためですが県レベルの競走では分からないこともこういった近畿地区の上位選手が集まる大会で撮影するとよくわかることがあります。  次女は青色のユニフォームを着用していますがスタート10mあたりですでに大体何番目にゴールするのかが想像できます。  この画像では左側の4名の選手が近畿地区2府4県の上位の選手です。  右側の2選手が左側の4人と比べてスタートが遅いことが分かります。 (分かりやすいように判断基準となるところに色をつけてあります。)  左から2番目の選手が一番スタートが上手ですね。 この選手はここでは2位でしたが最終的には決勝3位に入賞しています。  次女はこの画像では2番目か3番目ですがゴールは4番目でかろうじて準決勝に駒を進めました。   次女はスタートは上手ですがそれでも近畿大会まで進むと上には上がいる、ということがよくわかります。 さらにそれでも4位になってしまうほど他の選手も足が速い(走りが上手い)ということはまだまだ不足しているところが多い、と結論付けることができます。  

こちらは準決勝のスタート後15m付近と30m付近の2枚です。 準決勝は運良く全国の中学生女子の中でも5本の指に入る選手の隣のレーンで走ることができましたのでスタートからバテても良いから全力で走るように次女に指示を出しました。 スタート後の10mでおよそ0,1秒くらい(約1歩分)の差がついていますがスタート後の10mでここまでの差をつけられたのは初めて見ました。    この時点で全体の2位を走っていまして右画像の30m付近のところでも同じように2位を走っていますが次女よりもずっと速い滋賀県でいつも1位の選手が迫ってきて並びつつあります。  およそ40mのところまでは十分勝負できていたのでここまでの部分には満足できました。  最終的には前半を飛ばしすぎて後半バテてしまって最下位に終わりましたからまだまだ実力不足ですが、自分の欠点がどこにあるのかあとからよくわかったでしょうから何が足らないのか? それを補うためにどうすべきか? など考えるよい機会になった収穫ある大会でした。

 画像に解説を加えつつご紹介しましたが、連続高速撮影が出来るカメラで撮影した画像を1レースでおよそ10〜20カットくらい撮影してその中からはっきりと分かるものをいくつか取り上げ解説を加えてみました。  私は以前にもこちらで書いていますように陸上競技は駅伝を走ったくらいで短距離走は未経験ですが趣味の撮影を重ねていると全く経験・知識がなくても画像を何度も何度も見ているうちに分かることがたくさんあります。 すでに4年以上撮影していますが結構この画像分析が役に立っていまして次女も頼りにしてくれるようになりました。 
 ここで私が何を言いたいのかと言えば、実は自分の子供を強くするために文明の利器を利用すること、これが第一の目的ではありません。 そういったものを利用しつつ親子関係を良好にする道具として使う、ということと自分も楽しむということです。  もちろん親ですから自分の子供が競技でがんばって上位に入ってくれれば嬉しいに決まっていますが陸上競技で生活できるほどのレベルに達することができる人は陸上競技に限らずどんなスポーツ界においても一握りの限られた選手だけですのでそんなことは最初から望んではいません。 せっかく応援するのであれば自分も楽しんでなおかつ子供の役にも立ってくれれば、との思いから撮影を続けています。  我が家では長女は高校3年生・次女は中学3年生、ダミオ君は中学1年生ですがこういったことが役に立っているのでしょうか? 先日気まぐれコーナーで画像を紹介したように大きくなってきた現在でも川遊びに誘ってくれたり一緒に夕飯の買い物に出かけたりと親子関係は良好です。

 カメラやビデオはいまやどの家庭にも1台・2台はあるものでお子様がいる家庭では使う機会も多いことでしょうがビデオ撮影などは私の場合は親の自己満足で終わってしまったので結局いまは使っていません。 カメラのほうは家族のいろいろな撮影・ホームページで紹介する画像、さらにいまこちらで書いたような用途と幅広く使えるので重宝しています。 お子様が運動をやっている(特に個人競技)方は高速撮影ができるカメラを使うといろいろとわかることがあって面白いですよ!  ただ撮影して残しておくだけでなく上達する手段,さらに親子関係を良好に維持する大きな手段としても使えますので一度TRYしてみてはいかがでしょう?